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おさとうのタナボタ

自転車を中心にしたブログにするつもりが、食べものネタがメインになってしまいました。
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【津山・鳥取旅行記⑦/輪行ポタ】因幡の白うさぎ(鳥取)

旅行の2日目。朝6時前に起床してポタってみました。
鳥取駅から西へ西へ走って、
神話 『因幡の白うさぎ』 の舞台になっている 白兎神社 を目指します。

タイムリミットはホテルで家族と朝食を始める8時!

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むかしむかし、淤岐ノ島(おきのしま) という小さな島に、
一匹の 白うさぎ が住んでいました。

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白うさぎは海の向こうの因幡に行きたいと思っていました。
しかし、その間の海はとても自力では渡れません。

そこで、白うさぎは 和邇(ワニ)ザメ に言いました。

「ワニザメさん、僕たちの仲間と君たちの仲間とどちらが多いか比べてみようよ。
君たちは向こう岸まで海の上を並んでくれ。ぼくはその上を数えながら跳んで渡るから」

と提案し、ワニザメを因幡の国まで並べさせ、その上をピョンピョンと渡っていきました。

 その上を渡りきる前に白うさぎは「お前たちは私にだまされたのだよ」と言ってしまったため、
それを聞いた最後のワニザメが白うさぎを捕まえて、白うさぎの皮をはいでしまいました。

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【白兎海岸】

皮をはがされた白うさぎ泣いていると、隣の因幡の国に 八上姫(ヤカミヒメ) という
美しい姫がいるという噂を聞きつけて、自分のお嫁さんにしようと、因幡の国に向かっている
大国主命(オオクニヌシノミコト) の兄神さまたちが通りかかり、
「海水を浴びて、太陽と風に当たるといいよ」
と言うので、白うさぎは教えられた通り海水を浴びると、ますます痛くなり
そして太陽と風に当てると、さらにもっと痛くなりました。

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あまりの痛さに白うさぎが泣いていると、意地悪な兄神達の荷物を
全部持たされた大国主命が、兄神達から遅れて通りかかり、白うさぎに言いました。

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【白うさぎが体を洗ったという御身洗池(不増不減の池)】

「まず川の真水で体の塩気を良く洗い、それから蒲の穂を散らした上に寝転がれば、きっと治るだろう」
白うさぎがその通りにすると、やがて痛みも消えて、全身に元通りの毛が生えてきました。

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喜んだ白うさぎは「八上姫は意地悪な兄神さまではなく、あなたを選ぶでしょう」と言い、
自らが伝令の神となって、兄神さまたちの到着より前に、この事実を八神姫に伝えたのでした。

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【白兎神社の参道にある砂像】

これを知らない兄神さまたちは、先を競って姫に結婚を申し込みましたが、
姫は「私はあなた方ではなく、大国主命の元へ嫁ぎます」と言い、兄神さまたちを追い返したのでした。

                           おしまい

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 このあと白兎神社から、湖山池を
 半周して南端にある青島を一周
 してから帰りました。

 走行時間:1時間27分
  距 離 :31.6km
    (2012年累計:1,790.5km/29日)
 最高速度:36.34km/h
 平均速度:21.64km/h

 8時を少し過ぎて、ホテルに着くと
 待ちきれなかったようで、既に二人とも
 朝食を食べている最中でした。

<↓クリックすると拡大します>
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[ 2012/11/28 21:00 ] 旅行・おでかけ 鳥取 | TB(0) | CM(0)

【津山・鳥取旅行記⑥】『鳥取カレー』ではなく『鳥取でカレー』/かるだもん(鳥取:鳥取)

鳥取でのディナーですが
やっぱり カニ!と言いたいところですが予算が合わないので却下。
じゃあ 海鮮系・・・明日のランチに予定しているので却下。
では鳥取B級グルメで
ホルそば(ホルモン焼きそば) はランチに津山で ホルモンうどん を食べたので却下。

最後は 鳥取カレー・・・何それ?って感じですけど
鳥取の一世帯あたりのカレールウの年間支出金額が全国一位らしく
鳥取の食材を使ったオリジナルカレーを『鳥取カレー』というそうです。
(ざっくりしすぎている定義のように思いますが)

鳥取カレー倶楽部 というものがあり、加盟店で調べてみると
場所や営業時間などが合わなかったので

『鳥取カレー』 ではなく 『鳥取でカレー』

にして カレー&アジア料理 かるだもん に行ってみました。

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20種類ほどのカレーだけでなく、トムヤンクンやミーゴレンなどアジア料理まであります。

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牛すじカレー(中) 880円
トッピングは ゆで玉子 70円

辛さは10辛(3辛まで無料)まで選べるので、2辛にしてみました。

スパイシーなサラサラカレーで、美味しいですよ!

ただ・・・びっくりするぐらい辛い!

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中和するために福神漬を食べまくり~!

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奥さんの カボチャカレー(中) 750円
1辛なので、ちょうどいい辛さで、カボチャはホクホクで美味しい!

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ココナッツミルクが入って甘~い娘の お子様カレー 500円

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拳大の唐揚げが6個も付いた名物だという 鳥の唐揚げ 500円

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これがですねぇ、かな~りウマい

ジューシーなエスニック風で食べたことがない味なので、店員さんに聞いてみると
タイから輸入しているコブミカンの葉を使っているそうです。

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夕方に とうふちくわの里 ちむら で試食をし過ぎて
更に中盛りでもかなりのボリュームだったので、3人とも腹がはち切れそうになってしまいました。

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旅行に来て、ディナーがカレーだとちょっと寂しかったので
コンビニスイーツを買って、ホテルで食べて〆ました。
・・・デザートは別腹です
[ 2012/11/27 21:00 ] 旅行・おでかけ 鳥取 | TB(0) | CM(0)

【津山・鳥取旅行記⑤】とうふちくわの里 ちむら(鳥取:鳥取南IC)

智頭宿 から鳥取市街へ向かう途中で鳥取自動車道の鳥取南IC近くにある
とうふちくわの里 ちむら に寄りました。

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とうふちくわとは、江戸時代に質素な食生活を奨励されたことにより
贅沢な魚のすり身の代わりに豆腐を使ったちくわのことで
豆腐:魚のすり身 = 7:3 の割合で配合さているそうです。

入り口では、鼻がとうふちくわになっているビミョーな とうふちくわくん
出迎えてくれ、ガラス越しに工場を見学することができます。

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店内には生姜味やカレー味などの とうふちくわ
タコ天やイカすみ天などの揚げたての 因幡揚(さつま揚げ)が
合わせて30種類ほどすべて試食できます・・・というか食べ放題です。

しかも 全部ウマい!

観光バスのおばちゃん軍団と鉢合わせしてしまったので、
特に揚げたての因幡揚は、取り合いの大人気でした。

更に無料のお茶まであるので、淡路島の たこせんべいの里 のようです。

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それらの中から厳選に厳選した
上 : ねぎとうふ  160円
左 : いかっぴゃく 380円
右 : チーズ天   140円

ホントはもっと買いたかったんですが・・・奥さんに却下されてしまいました。

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家ではレンジで温めて食べました。

とうふちくわは『焼き』もありますが、柔らかさを楽しめる『蒸し』の方がいいですねぇ。
そのなかでも ねぎ入り がはいい香りです。

チーズ天 はチーズ風味ではなく、がっつりチーズが入っています。

そして、いかっぴゃく!イカがたっくさん入っていてスパイシーです。
すぐに売り切れてました。

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ふとBGMに耳を傾けると笛のいい音色がしています
階段の踊り場ででおじさんが笛を吹いていました。

しかも、その笛はとうふちくわ!その名も とうふるーと

奏者は イワミノフ・アナミール・アゾースキー さんでした。
生粋の日本人だそうで、岡山のちくわ笛で有名な 住宅正人 さんが師匠だそうです。

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若干、期待薄で行ったのですが、思わぬいい収穫のあったお店でした。
この後、夕食は 鳥取カレーではなく鳥取でカレー を食べました。
[ 2012/11/26 21:00 ] 旅行・おでかけ 鳥取 | TB(0) | CM(4)

【津山・鳥取旅行記④】紅葉狩り & 杉玉(鳥取:智頭)

津山の つゝや五大北天まんじゅう を食べた後、鳥取に向かいました。
途中の智頭町にも紅葉スポットがあるということで寄ってみました。

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智頭宿特産村の無料駐車場で観光マップをもらって、テクテク歩いていくと
諏訪神社 の参道があるので、ここを登って行くと・・・

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鮮やかな別世界が広がります。

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紅葉の範囲は広くないですけど、居心地のいい空間です。

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ここから階段の上には、どんな世界が広がっているんだろう
とワクワクしながら上っていくと、おじいちゃん達のおしゃべり場でした。
・・・ちなみに、紅葉はありません。

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智頭町は江戸時代には参勤交代で栄えた鳥取藩最大の宿場町だそうで、
その智頭宿にあるメインスポットの 石谷家住宅・・・なんですけど、素通りしました。

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智頭町は杉の町なので、ほとんどの家の軒下に 杉玉 が吊るされていて、町のシンボルになっています。

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大きすぎて軒下には吊るすことができない 塩田屋旅館の杉玉

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諏訪酒造の真っ黒な杉玉

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杉玉だけでなく、フクロウの団体さんも止まっていました。

岡山から鳥取に向かう途中にあるので、休憩がてら気軽に散策するにはいい町でした。

次は とうふちくわ の試食をしまくりです。
[ 2012/11/25 21:00 ] 旅行・おでかけ 鳥取 | TB(0) | CM(2)
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