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おさとうのタナボタ

自転車を中心にしたブログにするつもりが、食べものネタがメインになってしまいました。
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ifの迷宮(柄刀一)

本日、読了。

柄刀一では2冊目。


 <あらすじ>

  もし、とっくに死んだはずの人物の遺伝子と同じ遺伝子をもつ
 死体が別の殺人現場から発見されたら!?

  遺伝子治療や体細胞移植を手がける最先端医療企業SOMON
 (宗門)グループ。
  その中枢を担う旧家の宗門家で、顔と手足が焼かれた若い女性
 の死体が発見された。
  更にこの旧家の近くから2年前に埋められた男性の死体も発見
 され、19年前に死んだはずの別の男性とDNAが一致してしまう。

  現場のDNA鑑定が示したのは、“死者の甦り”という肯きがたい
 事実だった。


<感想>

 最近、話題のDNA鑑定のお話です。
 でも15年前の作品なので、便乗しているわけではないです。

 文庫で570ページで前半の300ページまでは、3つの殺人事件が起きて捜査しながらも、遺伝子や出生前診断、骨髄移植、障害者問題などの説明が多いので、かなりウンザリでした。

 と思っていたら、巻末の宮部みゆきの解説によると柄刀一は自分の作品を『情報うんちく系のミステリー』と言っているそうで、これには納得!

 遺伝子を扱う事件だとトリックは奇想天外で、そんなんあり?のパターンを想像していたのですが、なかなか前半の『うんちく』が活かされたトリックで、へぇーそうなんやぁ、とスッキリできました。

 ネタバレですけど、骨髄移植とは正常な血を造る工場を移植することで、ドナーと移植された人のDNAは一致するけど、遺伝子は一致しない・・・ややこしいですけど『うんちく』を読むと理解できます。

 あと、事件を解くのが1人の優秀な刑事でも探偵でもないことで、警部補の宍倉、同僚刑事で妊娠中の朝岡百合絵、その旦那で生化学研究員の真一が、遺伝子の謎・密室の謎などを担当するので、ドラマ化したらトリプル主演になるなぁ、って思ってしまいます。

 どちらにしても、読了後は非常に興味深くなってしまう『情報うんちく系のミステリー』です。


【柄刀一 読了リスト】
 3000年の密室
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[ 2014/05/03 21:00 ] 柄刀一 | TB(0) | CM(0)
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