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おさとうのタナボタ

自転車を中心にしたブログにするつもりが、食べものネタがメインになってしまいました。
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雪蛍(大沢在昌)

本日、読了。

大沢在昌では17冊目。

新・佐久間公シリーズでは1作目。

 <あらすじ>

  薬物中毒者の相互更正補助施設「セイル・オフ」に、ホタルと
 いう名のあらゆる感情が「死んでいる男」が入所してきた。
 男と向き合おうとする佐久間公に、再び「探偵」としての依頼が
 なされる。女性実業家・小暮冴子が17歳の家出娘を捜して欲しい
 という。当然、ただの「家出」ではなかった。
  失踪人調査を再開した佐久間は、渋谷・六本木・新宿と娘の
 行方を追う先々でかつてのライバル岡江に出会う。更に大女優・
 ヤクザの絡む難題にハマってしまう。彼女はなぜ家出をしたのか?


<感想>

 久しぶりに読む佐久間公です・・・がほとんど設定を覚えていませんでしたが。

 佐久間公が薬物中毒患者と向かい会うとき、
 佐久間公が大女優や実業家と話し合うとき、
 佐久間公がヤクザと精神的に闘うとき、

 言葉や順序を間違わないように、相手の言葉と言葉の間の意味を読む姿勢に、読みながらも、どのシチュエーションでも、かなり緊張が伝わってきます。
 ですから700ページの文庫本ですが、緊張しながらストーリーに入っていったのであっという間に読んでしまいました。

 事件を解決することよりも、寧ろ、その過程において、失踪人調査という「探偵」をやめていた佐久間が、久しぶりの大仕事で自分の「生き方」「居場所」を見つけることができました。
 「探偵は職業でなく、生き方だ」通り、こちらの方がメインテーマのようでした。

 薬物中毒者の元ヤクザの谷口と佐久間公の心に残ったやりとりを1つ。
 手に負えないホタルを追い出そうとしている谷口に対して、佐久間が諭します。

 佐久間 「彼をここにあわないからといって追いだすのはとても簡単なんだ。簡単っていうことは・・・」
 谷 口 「俺たちが昔の暮らしに戻り、悪い癖をまた始めるのは簡単だ、あんたはそういいたいのだろ」
 谷 口 「あんたはいつも、俺たちを簡単じゃないほう、簡単じゃないほうにいけ、という」
 佐久間 「そうだね。でもそうやっていれば、簡単じゃないことを、そう思わずにやってのけられるようになる。それってすごいことだよ」

 いい言葉ですよね。

大沢在昌 読了リスト1
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[ 2013/06/04 21:00 ] 大沢在昌 | TB(0) | CM(2)
こんにちは。雪蛍面白かったです。

佐久間公は年をとってからが面白いかも。

心では重すぎるも面白かったです。
[ 2013/06/06 11:32 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
ヒコキチ さん

こんばんは

じゃあ「心では重すぎる」も読んでみますね。
[ 2013/06/06 22:38 ] [ 編集 ]
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