福良天満宮(赤猫社) に行ってからクルマで西へ10分走って
臼杵大仏 に着きましたが、更にザーザー降りになってきました。
小雨になるまで車内でちょっと待ってみましたが
まったく変わる気配がないので、「よし、行こう!」

どっちとも解釈できますが、諦めて次に進もうではなく、
傘をさして
臼杵大仏 を見に行こうです。
ちなみに、大雨で且つ9時半頃だったので観光客はゼロです。

石仏群は4つにわかれていますが、緩やかなスロープで歩きやすく
大雨でも係員が落ち葉の掃除をされていてキレイに整備されています。
それでも傘をさしながらの見学が嫌やなぁと思ってたら
どの石仏群も立派な建物に囲まれているので傘を閉じて
ゆっくりじっくりと観ることができます。

まずは、ホキ石仏第二群の
九品(クボン)の弥陀像ちなみに、ホキとは崖という意味の地名だそうです。

小さな阿弥陀如来像が9体並び、中央の一尊だけは
彩色が鮮やかに残り座ってます。
阿弥陀三尊像中尊阿弥陀如来像は毅然とした表情をしています。

ちょっと歩いてホキ石仏第一群の
地蔵十王像
中尊の地蔵菩薩は右足を座し左足を立てており、
光背の彩色唐草紋も残っています。

三群目は
山王山石仏ココには3体の石仏がありますが、特に中尊の如来座像の
邪気のない童顔に癒されます。

最後は
古園石仏
切れ長の目で端正な表情の中尊の大日如来像なんですが・・・

以前は頭が落ちており、平成5年に修復されたそうです。
国宝とは言いながらもあまり期待はしていなかったのですが
それぞれの石仏の表情が魅力的で、かなり見応えがありました。
次は、たまたま古園石仏から見えた
ハス畑 に行ってきます。
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