とある金曜日。仕事を無理矢理終わらせて、大急ぎで家に帰って
7時間かけてクルマを運転してやってきました
上州富岡駅。
ここで一足先に東京の義姉の家に滞在していた奥さん&娘と合流します。

それにしても、なんて斬新な駅なんでしょう!!
ということで、夏の旅行は関西からはちょっと縁遠い群馬の富岡・長野の軽井沢で~す。

奥さんたちと無事合流し、駅北の駐車場に停めて、街をあげて
歓迎している雰囲気に癒されながら炎天下を10分ほど歩きます。

で、
世界遺産!富岡製糸場世界遺産になった頃のニュース映像の混雑さを予想していたけど
開場の9時過ぎということもあって、比較的のんびり入場。

自由勝手にプラプラ散策もいいんですけど、
200円で解説員によるガイドツアーがあるので参加することに。

まずは、シンボルの
東繭倉庫ただのレンガ倉庫っぽいですが、高さ104.4m、幅12.3m、高さ14.8mは
木で骨組みを造り、長いレンガと短いレンガを交互に積み上げる
『フランス積み』という工法をだということを丁寧に説明してくれ
こりゃぁ、ガイドをしてもらわないと建物を見ただけでは分からんなぁ~

明治五年に建物は完成しているので、当時の建設時の写真を見ると
大工さんたちは ちょんまげ です。

繭から生糸を取る作業が行われた
操糸場
広い空間を保つためにトラス構造という三角の建築工法を用いて
更に電灯が無いので自然光を取り入れるために多くのガラス窓が使われています。

当初はこんな様子で女工さんたちが働いていました。

そして、昭和62年3月まではニッサンHR型自動操糸機が稼動してました。

製糸場の指導者として雇われていたフランス人
ポール・ブリュナ が家族と暮らしていた住居。

資料館では
座操り の実演中。

これが、お蚕様。
ちなみに、数え方を知ってますか?
小さいモノは一匹二匹、大きなモノ・大事なモノは一頭二頭
で、『様』が付くくらい敬っているので一頭二頭だそうです。

この紋所が目に入らぬか!と
世界遺産登録証明書次は、製糸場を出てすぐに、
甘くて冷たい大とろ牛乳 で休憩です。