養父市で天滝 に行ってから、播但道沿いの下道を南下してやってきました福崎町。
と言っても福崎町で知ってることは中国自動車道の福崎ICだけだったんですが
調べてみると、ちょっと興味が出てきたので寄り道することに。

題名しか知りませんが
遠野物語
が有名なので
てっきり岩手出身だと思っていた民俗学者の
柳田國男 の出身地だそうです。
柳田國男の生家4帖半2間と3帖2間の田の字型の間取りに
両親、兄夫婦、國男、2人の弟の7人で住んでいたそうです。

「私の家は日本一小さい家だ。この家の小ささという運命から、私の民族学への志の源を
発したといってよいのである」と自叙伝
故郷七十年
で述べているそうです。

時間も遅かったので記念館・資料館は遠慮して、鯉のぼりが泳ぐ辻川山公園の隣にある池に行くと・・・
河童の河太郎(がたろう)弟の
河次郎(がじろう) と川へ水遊びにきた子どもの足を掴んで水へ引きずり込み
『 尻子玉 』 を抜いていたら、誰も川に遊びに来なくなりました。
兄弟は反省し、柳田國男先生に謝ろうと生家のあるこの池で毎日毎日待っていたそうです。
しかし、何年も待ち続けると河太郎は頭のお皿の水がなくなって固まってしまいました。
で、弟の河次郎は?

お皿が乾かないように池の中でスタンバイしています。
毎時0分、30分になると・・・

何やらブクブクと

泡が激しくなってきて

出てきますよ~

おぉ~おぉ~

キャ~!!!
リアルすぎる~!!!

隙あらば 『 尻子玉 』 を抜こうとしているのかもしれません。
ちなみに、河太郎と河次郎の物語はフィクションだそうです・・・
次は、ちょっと早いけど 蕎麦でも饂飩でもないディナーです。