↓
『 プロジェクトX 』 のオープニングのように
これは、英語もままならない親子3人が格安に世界遺産のグランドキャニオンを
観たいという大いなる野望を実現させるための、不安と感動の物語である。
♪ 風の中のすばる、砂の中の銀河・・・
(中島みゆき「地上の星」)
ということで旅行の最後のイベントは
グランドキャニオン・サウスリム・バスツアー です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 数週間前 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日本のオプショナルツアーで頼むと、『サウスリム』へはバスだと
150ドル~200ドルかかるので、もっと安いツアーはないのだろうかと調べてみると
http://grandcanyontourcompany.com/コチラのツアーだとなんと
79.99ドル!しかも、朝食・ドリンク・昼食 が付いて バスにはWiFi まであるという。
安いモノには裏があるはず、と更に調べると、評判は悪くなく
日本人ガイドが付かない 英語のツアー ということらしい。
実は、10年程前にもグランドキャニオンに行ったことがあって、そのときには
何も考えていなかったので、日本の旅行代理店に頼み、もちろん日本人ガイド付き。
でも記憶に残っているのは、「ココで休憩です。何時までに帰ってきてください」
という案内だけなので、日本語ガイドは必要ないのじゃないだろうか?
きっと団体行動だから、他の人と同じように行動していれば何とかなるだろう!
とポジティブに考えて
早速ネットで 日程・人数・滞在ホテルを記入して申し込むと、
自動で受け付けメールが届き、
メールには 『 48時間以内に e-Ticket を送ります 』
48時間経ちました。
・・・でも、来ない
アメリカだからなのか?
ホントは受け付けられてないのでは?
不安になってた頃(実際には申し込んでから60時間後ぐらい)に
費用と待ち合わせ場所が書かれた e-Ticket がメールで届きました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ ツアー の前日 (つまり、
ラスベガスのホテルめぐり をした日) ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
私たちが泊まったホテルは大手チェーンで名前がメチャクチャ長い。
だからなのか e-Ticket の待ち合わせ場所は、
このホテル名っぽい名前だけど微妙に違うような・・・
もし大阪なら、
帝国ホテル大阪 と
大阪帝国ホテル は全く違うので。
でも確認しないといけない!
こんなときは昨日助けてもらったコンシェルジュに聞いてみよう!
この日の担当は、ふくよかなお姉さん。
またもやカタコトの英語で e-Ticket を見せながら、聞いてみると
お姉さんも、コレがどこの場所を指しているのかわからない様子。
すると、ピッポッパッ とツアー会社に電話して確認。
「このホテルのフロントでいいよ」と、ひと安心。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ ツアー当日 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
6時25分 に玄関でピックアップの予定なので10分前から待つことに。
どんなクルマでくるのか?
クルマのサイドにツアー会社名とか書いてるのか?
いろんなクルマが入ってくるけど、全部違う感じ。
6時25分を過ぎても来ない。
見逃したのか?
場所が違うのか?
とまたまた不安になった
6時35分、それっぽいバンが到着し
紙を持ったオジサンが降りてきたので、近づいて名前を告げると
「乗って」
これでもう大丈夫!
アチコチのホテルでお客さんをピックアップして、
どこに連れて行かれるんだろうと思っていたら、
ミラクル・マイル・ショップス(Miracle Mile Shops) の地下駐車場。
クルマを降りると「急いで受付しろ~」と誘導係のおじさん。
受け付けで名前を告げると、胸に貼る数字の書いたシールをくれます。
今回は5台のバスツアーで、バスごとにシールの色と数字が違うので
同じ色のシールの人を見つければ、迷ってもなんとかなりそうです。
パン1個、コーヒー、水を受け取って、自分の番号のバスに乗車
ただいま
7時45分、いざ!しゅっぱ~つ!
次は、
格安グランドキャニオン・ツアー②(道中編) です。