話題作でありながら、小劇場のみで、しかも明るい時間帯の上映なので、行けそうにないなぁ、と思っていたら
梅田ガーデンシネマ で18時40分から上映することがわかったので、観てきました。
<あらすじ> エリート大学に合格した3人の新入生、ランチョー
(アーミル・カーン)、ファルハーン(マドハヴァン)と
ラージュー(シャルマン・ジョシ)は育った環境が違うが
意気投合する。
そのひとり、ランチョーは“超天才かバカ”といわれる
自由人。「きっと、うまくいく(All is well)」というモットー
のもと、異議があれば学長にすら物申し、好きなことに
打ち込んでいた。
3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまうが、学長
の娘の出産を助けたことにより、なんとか大学を卒業
できた。しかし、ある日誰にも何も告げずランチョーは
姿を消してしまう。
そんな彼を探し10年前に交わした賭けの答えを出す
ために、共に学んだ親友たちが彼を探す旅に出る。
突然ランチョーが消えた理由とは?
<感想> 世間では朝ドラの『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」が流行っていますが、この映画を観ると「All is well(うまーくいーく)」のフレーズが頭から離れなくなりますよ!
この映画の基本は「インドの教育問題」という重いテーマになっています。
インドではいい就職、いい結婚をするためには、大学でいい成績をおさめる必要があり、貧しい家庭で育つと家族の明るい将来の生活の期待を一身に集めるので、プレッシャーがすごく耐えきれなり、自殺する青年が多いそうです。
そんなインド社会に対して、給料が少なくても好きな仕事をして幸せになろうよ!ってランチョーが登場します。
コメディあり、ロマンスあり、ミステリーありで、もちろんインド映画なんで歌と踊りもあって、泣いて笑って、泣いて笑って、泣いて笑って、忙しくてお腹いっぱいになりました。
無駄なシーンもないので3時間なんてあっという間ですよ。
笑いもフフッやクスクスじゃなくて、観客は大爆笑の連続でした。
後半のピア(カリーナー・カプール)の姉の出産シーンも、最後にようやく探し出したランチョーと出会うシーンも、今まで所々に撒いてきた小ネタをうまく組み合わせて、見事に仕上げているので、最後も爽快な気分になりました。
ランチョーと出会ったメチャクチャきれいな湖のようなところはどこなんでしょうね。
ちなみにランチョー(アーミル・カーン)はシャンプーハットのてつじ そのままで恋人のピア(カリーナー・カプール)はほとんどアンジェラ・アキです。
困ったときには、
All is well(うまーくいーく) ですよ!
次は、同じくインド映画のスタンリーのお弁当箱を観ようっと!
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