本日、読了。

横山秀夫では1冊目。
<裏表紙から> 臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に
当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者から
のメッセージを的確に摑み取る。
誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、
殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。
人呼んで『終身検視官』――。
組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに
描いた傑作警察小説。
<感想>「赤い名詞」「眼前の密室」「鉢植えの女」「餞(はなむけ)」「声」「真夜中の調書」「黒星」「十七年蝉」の8編からなる短編集です。
ドラマの第一章・終章とも好きで全部観ていて、映画も公開中なので、随分前に原作を買っていたことを思い出し慌てて読んでみました。
感想というよりも、ドラマとここが同じ!違う!あぁこんな話あったぁ!と懐かしがっていた感じです。
検視官心得の
一ノ瀬和之(渡辺大)が途中で捜査一課の刑事に移動し、代わりに”改心組”の
永嶋武文(平山浩行)が検視補助官になったのは、てっきり大人の事情だと思っていたら、原作通りだったのは意外でした!
あと、
小坂留美(松下由樹)と
小松崎周一(伊武雅刀)が一話しか出てこないことにビックリ!
ちなみに「
まだ、根こそぎ拾えてねぇ」よりも「
俺のとは違うなぁ」のほうが好きなセリフです。
ちゃんと原作にも出てきます!
はやく映画を観に行かないとっ!