本日、読了。

真保裕一では15冊目。
理由あって新聞記者と商社マンを辞めた高校の同級生が、
34歳のド素人ながら仲間たちとともに衆議院選挙を戦う
ハウツー本みたいになっています。
小渕総理が急死して、森総理の初めての衆議院選挙が
舞台になり、当時の懐かしい政治家の名前がたくさん
出てきます。
この本は2002年に発売されていますが、当時も今も
既成政党には期待するものがなく、それに対抗するために
無所属で立候補すると大政党に有利に作られた選挙法が
弊害になってしまいます。
ただ選挙だけではなく、高校の頃の恋人や新聞記者と商社マン
を辞めるきかっけになった再開発の利権、知事だった祖父の
汚職疑惑、選挙妨害などいろんな話を盛り込んで飽きさせません。
で結局、どうなったの

って終わり方なので、
それは読者で想像してくださいということなのでしょう。
【
真保裕一 読了リスト1】
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