先日、読了。

高木彬光では1冊目。
名探偵・神津恭介シリーズです。
日本三大名探偵と言われているぐらい有名な神津恭介ですが
昔、土曜ワイド劇場で近藤正臣が演じていたことぐらいしか知識はないですが
とりあえず読んでみました。
刺青という題材を扱ったものは初めてだったので、興味深く
読み出しましたが「密室もの」だとわかり、ちょっと
がっかり

広義でいう「密室もの」例えば、孤島なんかはいいんですが、
今回は浴室、まさに密室このパターンはうんざり・・・
でも読み続けてみました。
ところが謎はこれだけではなく、双子やアリバイ作りなど
王道を行くような展開になります。
神津恭介の登場はかなり遅いです。
彼の謎解きはそこまで自信満々に理路整然とされると
あぁそうなんだぁと反論することも失せてしまいます。
でもすっきりした感じで読み終えます