おさとうのタナボタ

自転車を中心にしたブログにするつもりが、食べものネタがメインになってしまいました。
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ロートレック荘事件(筒井康隆)

本日、読了。

筒井康隆では2冊目。


 <あらすじ>

  夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと
 美貌の娘たちが集まった。
  館内はロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが
 始まったかに見えたのだが…。

  二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。
  一人また一人、美女が殺される。

  邸内の人間の犯行か?
  アリバイを持たぬ者は?
  動機は?
  推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。


<感想>

森の奥にある別荘には
 ・金持ちの夫婦
 ・聡明な娘

そこに訪れる娘の友達で
 ・美しいけど金持ちではない女性
 ・金持ちだけど空気の読めない女性とその母親

更に
 ・3人の女性が結婚を望んでいる将来有望な画家
 ・そのいとこの大学助教授

そして
 ・別荘を管理している老人

 この別荘で、若い娘が一人また一人と拳銃で殺されます。

 どうですか!2時間ドラマならすぐにチャンネルを変えてしまいそうな、ありふれた全く面白味のない設定と事件。

 途中で読むのをやめようかと思ったんですけど、『 ロートレック 』 がいつ重要になるのか気になったので読み進めてみました。

 ちなみに、『 ロートレック 』 とは19世紀のフランスの画家で、子どもの頃に両足の大腿骨を骨折し、下半身の発育が止まり身長が152cmしかなかったそうです。

 そして、このストーリーに登場する画家(重樹)が8歳のときに事故にあい、『 ロートレック 』 ような障害を持ち、別荘を訪れた28歳のときには身長と体重は8歳のまま止まっています。
 その事故の原因を作ったのが、いとこで大学教授の工藤忠明で彼は一生を重樹の世話に捧げているという設定。

 とはいいながらも、やはり・・・おもしろくない。
 そして、ほぼ終わりの第十七章 解(文庫本だと全214ページの172ページ目)

 大大大どんでん返し!!

 えー嘘ぉ~!完全に筒井康隆に騙されたぁ~

 ご丁寧に○○ページの△△行目に布石があったでしょう!っと、38ページに渡って犯人が自供してくれるので、ウッカリ騙された自分の失態に悔しくなりますけど、見事さにスッキリと完敗です。

 何に騙されるのか書いてしまうとネタバレになってしまうので、ココではやめときます。
 もし読むことがあれば、騙されないようにじっくり読んでみてください。
 もちろん 『 ロートレック 』 も重要ですけど、それだけじゃない!

【筒井康隆 読了リスト】
 富豪刑事
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[ 2014/11/18 21:00 ] 筒井康隆 | TB(0) | CM(3)
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