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危険な童話(土屋隆夫)

本日、読了。

土屋隆夫では1冊目。


 <あらすじ>

  幻想的な お月さまの童話 と血腥い殺人。

  傷害致死で服役し、仮釈放されたばかりだった須賀俊二は、
 従姉妹のピアノ教師・木崎江津子の家で殺された。

  そして、発見者である江津子が容疑者として逮捕された。
  被害者の体に残った痕跡から、兇器は片刃のナイフと推定
 されたが、その物証がどうしても発見できない。

  焦る捜査陣をあざ笑うかのように、一通の葉書、そしてまた
 一通の葉書が届けられた。



 <感想>

 わずか数分で殺人事件が起こり、発見者の木崎江津子が十中八九 犯人に間違いないと刑事の木曽は『刑事の勘』で逮捕しますが、しかし、
  ・凶器のナイフが見つからない。
  ・動機も見当たらない。
  ・犯人と示さない目撃者はいる。

 更には、江津子が拘留中に犯人と思われる人物から警察に手紙が届き
  ・1通目:犯人は江津子ではない。
  ・2通目:凶器の隠し場所を示され、誰かの指紋までついている。

でとうとう江津子は釈放となり、さぁ警察はどうしましょう?

 1961年ということは53年前の作品で、捜査は超アナログです。
 DNA鑑定がないので、血液鑑定だけだと、親子の証拠にはならないですし、凶器を探すために金属探知機の名前が、電気捜検器。
 でも、地道な捜査をする刑事の匂いというのが感じられ、なんとなく松本清張の『砂の器』の刑事のような粘り強さと重なります。

 結局、捜査のタマモノというよりも、犯人の遺書と被害者の日記からすべてが分かってしまうのがちょっと腑に落ちない感じではありますが、動機は深くて悲しく、トリックはよく考えられています。

 ドラマ化もされているようで、しかも木曽刑事が大地康雄なんでイメージ通りすぎて、これは観てみたくなるかも。
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[ 2014/10/21 21:00 ] 土屋隆夫 | TB(0) | CM(4)
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