おさとうのタナボタ

自転車を中心にしたブログにするつもりが、食べものネタがメインになってしまいました。
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どちらかが彼女を殺した(東野圭吾)

本日、読了。

東野圭吾では29冊目。

加賀恭一郎シリーズでは3作目。


 <あらすじ>

  東京で独り暮らしをする最愛の妹(園子)が偽装を施され殺害
 された。愛知県警豊橋署交通課に勤務する兄・和泉康正は独自
 の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。
  一人は妹の親友・弓場佳世子。もう一人は、かつての恋人・
 佃潤一。しかも園子を裏切って佳世子と潤一は付き合っていた。
  妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる
 練馬署の刑事・加賀恭一郎。
  殺したのは男か?女か?


<感想>

 おそらく誰もが「えぇ~!犯人どっちぃ~?」と最後の推理は読者のみなさんどうぞ!って終わり方。

 たとえ電車の中で読み終わったとしても叫んでしまいそうな結末で、では巻末の袋綴じ『推理の手引き』に正解を期待したら、少しヒントが増えただけで更にモヤモヤ・・・私は推理しながら読むような習慣がないので、読み返すようなこともしたくなく、

・恋人を奪った親友の弓場佳世子
・親友の弓場佳世子にのりかえた元彼の佃潤一

 このうちの『どちらかが彼女を殺した』
 そこで、ネット上の皆さんの推理から、

 睡眠薬の袋をどちらの手で破ったか?
 そして、殺された園子、容疑者の親友・佳世子 と 元彼・潤一の利き手は?

 ということで、左利きの人が犯人だったそうで、インターネットって便利ですね。

 話の終わり方はもちろんですが、園子の兄・康正が交通課の警察官というところがストーリーを面白くさせています。同じ警察でも交通課の畑違いの兄が独自捜査で犯人を絞り込み、犯罪捜査のプロの刑事・加賀恭一郎がプロの目線で不完全な推理を埋めていく展開は読みごたえがあります。

 ところでこの『どちらかが彼女を殺した』はドラマ『新参者』よりも前に書かれてますが、加賀恭一郎が阿部寛ソックリというか阿部寛を想像して加賀恭一郎を作ったのか、私がドラマに嵌りすぎているのか、読んでいても阿部寛が喋っているとしか思えなかったので、すぐにストーリーに惹き込まれてしまうモヤモヤ事件でした。


東野圭吾 読了リスト1
【東野圭吾 読了リスト2】
 ウインクで乾杯
 怪笑小説                  ○笑小説シリーズ1
 名探偵の掟
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[ 2014/02/12 21:00 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(2)

名探偵の掟 (東野圭吾)

本日、読了。

東野圭吾では28冊目。

天下一シリーズでは1作目。


 <あらすじ>

  完全密室、時刻表トリック、ダイイングメッセ-ジ、アリバイ崩し、
 バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、
 ミステリに不可欠の12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。

  すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、
 恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を
 破ってしまった短編集。


 <感想>

 いわゆるミステリ小説「あるある」です。
 名探偵・天下一大五郎と道化役の刑事・大河原番三がそれぞれの役割を『自覚しながら』謎を解いていきます。
 時々、本の世界から飛び出して、お互い役を演じつつ、密室はもう嫌だとか、もう答えを言っていいですか?とか、わざとトンチンカンな推理するのも疲れる、といった本音を語るのが面白いところです。

 天下一大五郎は松田翔太、大河原番三は木村祐一でドラマ化されていたのを観ていたので、それぞれ、ピッタリやなぁと思いながら読めます。

 建物の見取り図や時刻表を載せるのは必要か?と某有名作家や某大御所作家を批判していて大丈夫なのかちょっと心配してしまいます。

 しかし、こんなに誰もが気付いているけど敢えて言わなかったようなことや、ミステリ小説の種明かしをしてしまうとこれからどうするんだろうって思いますが、解説によるとこの作品以降、東野圭吾は大化けするようなので楽しみになります。


東野圭吾 読了リスト1
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 ウインクで乾杯
 怪笑小説                  ○笑小説シリーズ1
[ 2013/12/02 21:00 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(4)

怪笑小説(東野圭吾)

本日、読了。

東野圭吾では27冊目。

○笑小説シリーズでは1作目。


 <あらすじ>
  ちょっとブラックで、怖くて、何ともおかしい人間たちの多彩な
 味つけの9編。

 ◆鬱積電車
   もしも、夜の電車の乗客の心の叫びが聞こえたら・・・
 ◆おっかけバアさん
   もしも、年金暮らしの老女が芸能人の"おっかけ"にハマったら…
 ◆一徹おやじ
   もしも、『巨人の星』の星一徹がいたら・・・
 ◆逆転同窓会
   もしも、教師主催の同窓会が開かれたら・・・
 ◆超たぬき理論
   もしも、UFOの正体が文福茶釜のタヌキだったら・・・


◆無人島大相撲中継
  もしも、すべての相撲の実況中継の内容を覚えている人間がいたら・・・
◆しかばね台分譲住宅
  もしも、分譲住宅地で死体が見付かったら・・・
◆あるジーサンに線香を
  もしも、独り暮らしの老人が若返る実験を受けたら・・・
◆動物家族
  もしも、周りの人間たちが動物に見えたら・・・

<感想>
 『世にも奇妙な物語』でドラマ化されそうな短編集で東野圭吾もこんなもの書くんだぁって感じです。

 『鬱積電車』は誰もが心の中で思っているような「あるある」話なんですが、私の場合だと、例えば、座席が全部埋まっていて、私は6人席の真ん中に座っています。そこに、一人乗ってきて立つことになります。
 空いている車内なら普通はドア横か座席の端に座っている人の前に立つと思うのですが、なぜか座席の中央に座っているはずの私の前に立つ人が多いんです。

 「すぐに降りるように見えるのか?」
 「前に立ってたら親切に席を譲ってくれるとでも思っているのか?」
 「前に立たれると足を楽にしたいときに伸ばせへんやんかぁ!」

って心の中で叫んでますね。

 どれも楽しく読めるんですが、でもいちばん興味深かったのが、東野圭吾の「あとがき」で、各作品の 思いついたきっかけ や 元になった実話 について詳しく説明してくれています。

 なかでも『鬱積電車』について自身の通学路線について書かれています。

  ・近鉄電車で布施駅から鶴橋まで行って、環状線で天王寺まで行く。
  ・地下鉄で通うようになってからは、始発駅まで徒歩15分。
  ・大阪を離れてから、家から30秒のところに駅ができた。

 更に、大阪市立小路小学校出身ということなので、地図を眺めてみると、
 徒歩15分の駅は昔は始発駅だった千日前線「新深江」駅で
 家から徒歩30秒の駅は「小路」駅なので、かなり絞られた範囲に実家がある(あった)のかぁ、と推理作家の実家を推理してみました。

 短編はそんなに好きじゃないですけど、こんな感じなら 毒笑小説黒笑小説歪笑小説 と続くシリーズも楽しみになります。

東野圭吾 読了リスト1
【東野圭吾 読了リスト2】
 ウインクで乾杯
[ 2013/08/20 21:00 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(0)

ウインクで乾杯(東野圭吾)

本日、読了。

東野圭吾では26冊目。

文庫化で「香子の夢-コンパニオン殺人事件」から改題。


 <あらすじ>

  パーティ・コンパニオンの小田香子は驚いた。
  仕事先のホテルの客室で、さっき別れたばかりの同僚の牧村
 絵里が毒入りビールを飲んで死んだのだ。現場は密室、警察は
 自殺だというけれど…。
  知り合った若手刑事芝田と情報交換するうち、今度は絵里の
 親友だった真野由加利が自室で扼殺され、続けて香子の部屋
 までが何者かによって荒らされた。〈どうなってんのよ、この
 事件!〉退くに退けなくなった香子と芝田。
  はたして犯人は誰?密室の謎は解けるのか…。

<感想>

 ん~安っぽい2時間ドラマですね。
 東野圭吾ミステリーとかいって安易にドラマ化して、にわか東野圭吾ファンが観たら、きっとガッカリしてしまいますね。

 主人公の小田香子はパーティ・コンパニオンで目標は玉の輿!彼女住んでいるマンションの隣室にたまたま事件を担当している若手刑事の芝田が引っ越してくる。それで二人で協力して、てんやわんやしながら事件を解決していく・・・ありがちな設定でしょ!どっかで観たことありそうでしょ!

 って調べてみたら、1989年に賀来千香子&川野太郎でドラマ化されていました。なんか時代を感じる納得してしまうキャスティングです。

 こういう設定は嫌いではないので、シリーズしていって事件よりも、二人の行く末を主体に展開していけば人気が出るかもしれませんね。まぁ、古い作品なので今更続編はないでしょうけど。

 異常に人気が出てからの東野圭吾作品は読んだことないですけど、個人的には彼の初期の作品は当たりはずれが多いなぁ、と思ってます。


東野圭吾 読了リスト1
[ 2013/04/17 21:00 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(2)

東野圭吾 読了リスト1

好きな作家のひとりです。ブログを始める前に読了した作品をまとめておきます。

放課後                         第31回江戸川乱歩賞
白馬山荘殺人事件
学生街の殺人
11文字の殺人
魔球
浪花少年探偵団                   浪花少年探偵団シリーズ1
十字屋敷のピエロ
眠りの森                        加賀恭一郎シリーズ 2
鳥人計画
殺人現場は雲の上
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー
探偵倶楽部 【改題:依頼人の娘】
宿命
犯人のいない殺人の夜
仮面山荘殺人事件
変身
仮面山荘殺人事件 【改題:回廊亭の殺人】
天使の耳 【改題:交通警察の夜】
ある閉ざされた雪の山荘で
美しき凶器
同級生
分身
怪しい人びと
むかし僕が死んだ家
虹を操る少年
[ 2013/04/17 20:55 ] 東野圭吾 | TB(0) | CM(2)
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