本日、読了。

不知火京介では1冊目。
第49回江戸川乱歩賞。
<あらすじ> 大手プロレス団体のスター選手・総帥ダリウス佐々木が対戦直後に急死した。
額の傷からは蛇毒が。大観衆の見つめる中、何が起こったのか?
自殺か? 他殺か?
「最強」を夢見る新人レスラー山田聡は同期の本庄と謎を追い始めるが、
それが第2の悲劇を生む。
プロレスに全てを懸けた者が決して許せなかったこととは?
プロレスと青春推理の華麗なるタッグマッチ!
<感想> スポーツ関係では、野球、相撲、剣道、スキージャンプ、アーチェリーは読んだことはありますがプロレスは初めてで、
プロレスと言えば、小学生の頃に金曜20時に「ワールドプロレスリング」で古舘伊知郎の実況でタイガーマスクなどに熱中していたことを思い出します。
ケーフェイ(演技)、アングル(筋書き)、ジュース(流血)などプロレス隠語がへぇ~って感じでたくさん出てきます。
トレーニングの様子や道場破り対策の用心棒など裏話もあり、あの頃もショーだエンターテイメントだとわかっていながらでも真剣に観戦していたので、こんな努力があったからできることなのかなぁと思います

単純に謎解きで終わるのかぁと思っていたら、後半に容疑者を追い込むあたりから様相が変わり追い込むはずが追い込まれていき面白くなっていきます。
日の目を見ない用心棒になるまでの丹下五郎のサブストーリーや続編として聡と優士が新大阪プロレスをこれからどうやって盛り上げていくのかがあればいいのに
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