いよいよ旅行最後のネタです。
島原の武家屋敷で
寒ざらし を食べた後、更に北上して
諫早の
うなぎ割烹 井手 で旅行3日目のランチです。

諫早と聞いても、昔、役所広司が主演した「親戚たち」というドラマで
「干拓地に生えている葦のことを諫早では『ヨシ』と言う」というセリフを
なぜか今でも覚えているぐらいだったので、
諫早には広島に帰る妹を駅で降ろすためだけに寄る予定でした。
旅行の計画当初は、島原の
姫松屋 で具雑煮&寒ざらしの
ランチの予定だったのが、旅行直前に義兄から諫早はうなぎが名物
だということを教えてもらったので急遽変更しました。
ところが、うなぎが食べられない人がいることが判明!
しかし私のうなぎのヨダレは止められなかったので
うなぎ以外のメニューも揃っているこちらのお店にしました。
ちなみに、幸いにも雲仙のホテルの夕食で具雑煮が出たのでラッキーでした。

予約の電話をしてみると
11:45までにお店に入れるのであれば、無料の普通の席
時間を気にしないのであれば、食事代10%の有料個室
ということで、8人の大人数と時間に間に合いそうになかったので
有料個室にしました。個室には、こんな大きなお皿が飾ってあります。

定食・うな重・うな丼・ひつまぶし 以外にも天麩羅定食 や お刺身定食 もあります。

ひつまぶし にも魅かれるんですが、名物は
楽焼 なので
うなぎ定食3切・並・上・特とランクがあって蒲焼の切数で決まるようです。私は並だったので4切です。
嬉しいことに一人ずつご飯はお櫃で持ってきてくれご飯・タレはお替わり自由です。

説明書きによると、独特のうなぎを盛り付ける器を探して、京都の和楽の窯元で出会ったのが、
赤土を使った赤焼(楽焼)だそうで、諫早のうなぎ屋さんで使われているそうです。

うまそうですねぇ!
うなぎはタレに浸かっていますよ。
焼いた後に、この器で蒸すそうです。蒸すということは、つまりこの器は二重底になっていて
実は底にはお湯が張られているので、いつまでも温かいふっくらした蒲焼を食べられるわけです。

ちなみにお湯の注ぎ口はココで、カップ焼きそばのようですが。

そりゃあ、ふっくらした蒲焼は、もう!美味しいですよ!
美味しすぎるので、他の人のお櫃も奪ってお櫃だけで3つぐらい食べてしまったかもしれません。

もちろん、
きも吸 です。

うなぎ・ウィンナー・玉子焼きの入った
お子様丼娘にとっては初めて食べるうなぎ屋さんのうなぎだったので、かなり美味しかったようです。
この後、広島へ帰る妹を諫早駅でお別れして、長崎空港から無事帰ることができました。
(梅田が浸かった日なので長崎でもいろいろありましたが)
これで、短かった2泊3日の旅行の長~い『長崎旅行記』は おしまい で~す。